デザインで大苦戦
現在制作中のパズルゲームにおいて、映像面でかなりの苦戦を強いられている。 しかも、ドット絵が辛いとかそういうレベルの問題ではない。 絵を描く以前に、どんな絵が必要なのか、また、その絵をどのように配置するのかという「デザイン」を全く考えていなかったのである。 デザインがなければ当然絵は描けない。 それどころか、絵を配置するのは結局プログラムであるため、プログラムにさえ手を付けられない状況なのだ。 ルールを決めて意気揚揚とスタートを切ったが、私としたことが先を急ぎすぎたようである。
というわけで、現在はデザインの強化を中心に制作を進めているのだが、これがなかなか思うようにはいかない。 私は特別その方面のセンスがあるわけではないので、納得のいく映像に仕上げるために四苦八苦している。 しかも、デザインとはなにも絵に限った話ばかりではない。 プレイヤーに対する反応やアニメーションなど、いわゆる「演出」と呼ばれる部分もこれに含まれる。 特にゲームにおいては、こちらが寂しいと全体的に寂しい仕上がりとなってしまう。 逆にやりすぎるとうるさがられるのがオチである。 これらの絶妙なバランスを上手く考慮しつつ、それに合わせて絵を描く。 本番はまさにこれからである。