ジン、ジン、ジンギスカ~ン
「大阪では一家に1台、たこ焼き器」という話はよく聞きますし、ご当地の方が言うのだから疑う余地はありません。 一方、内地でまことしやかに語られている「北海道では一家に1台、ジンギスカン鍋」は全くのデタラメであることを、道民を代表して訴えたわけですが(笑)、そもそも、そんな鍋は知らないとのこと。 ギャフ~ン
そういえば、『あずまんが大王』でも「ジンギスカンとはなんぞや?」というエピソードがありました。 もしかして、ジンギスカンはマイナー料理ですか? 近頃、関東ではジンギスカンブームだと聞きましたが、西日本までは届かずですか。
そうなると謎が残りますね。 このようなデタラメがどのように広まったのか。 内地から見た単なる印象と考えるのが自然ですが、しかしながら、内地においてジンギスカンはマイナー料理。 つじつまが合わない。 道民が観光客に言った冗談が広まったのだろうか。 道民はデタラメな北海道ネタが大好きですからねぇ(苦笑)
身近な北海道出身者に先述の真偽を聞いてみてください。 高い確率で「偽」と返ってくるはずです。 私自身も結構、聞きましたが、みんなデタラメだと言います。 私なんかは一家に1台どころか、生まれてこのかた、実物を見たことがないような気がする。
なお、出身がわからない場合は「わかさいも」と叫ぶと北海道出身者を振り向かせることができます。 (注: これもデタラメですが、稀に当たるかも)
要するに、普及云々以前に、専門店へ行くか、さもなくば、本格志向と同席しない限り、あの鍋には出会えません。 我が家でジンギスカンといえば手抜料理の代名詞。 あんな鍋を使用したのでは手抜になりません。 深めのホットプレートで十分です。
「街にクマが出る」、「雪では傘を差さない」、「キツネを見たらルルルル」など大半はデタラメ。 てゆーか、病気になりたくなければ、野生のキツネには決して近づかないでください。 ところで、真実のようなデタラメもあれば、デタラメのような真実もあります。 ちょっとややこしいねぇ。。。