次世代の無駄遣い
アニメ作品のDVDは価格の割に収録話数が少ないのが最近の傾向。 ほとんどが片面1層です。 この傾向についてとやかく言うつもりはありませんが、DVDのポテンシャルの半分以上を余しながら次世代が云々という流れは理解できかねるかなぁと。
映画作品については明らかに容量不足なので、次世代光ディスク規格は然るべき存在でしょう。 一方、上記のような実態もあるわけで、容量は据え置き ────
DVD-Videoの規格も見なおしませんか?
単純に考えると、半分以上を余しているのだから、現行の480iは480pでも収録可能なはず。 それなりの画質向上は見込めるでしょう。 とはいえ、今日び480xとはアレですねぇ。 1080pとは言いませんが、720pは欲しいというか、個人的には720pで十分というか(汗)
DVDへ720pは収録可能だろうか。 DVD-Videoの規格はMPEG-2に固執している。 DVDという狭い領域へ、MPEG-2という巨大なモノを詰め込めば、無理が生じるのは至極当然。 逆に、MPEG-2への固執を捨てれば、要するに、圧縮を工夫すれば720pなど恐れるに足らず。
AV技術は日進月歩、10年前と現在では桁違い。 例えば、高圧縮・高画質で名高いDivXで720pを圧縮した場合、下手しなくてもDVD-Videoより高画質でありながら、DVDへ10時間も収録可能!? 余裕を活かして低圧縮で究極画質を目指すもよし。 1080pを4時間程度、収録することさえ・・・
「DivXの720p > DVD-Video」という超主観的前提において、DVD-Videoの規格改定の意義を主張してみたかった、今日この頃。 ソフトウェアの対応だからメーカーも消費者も低費用で済むし。 なお、超主観的前提において、無圧縮原理主義的な反論など聞く耳は持ちません(爆)