名機
MIDI使い達の間で長らく愛され続けたSONY製のヘッドフォン『MDR-55』。 可もなく不可もなく、性能の割には価格が3,000円以下と手頃なうえに、軽くて長時間装着していても疲れない。 いいことずくめで私も数年間愛用している。 ところが、機械的には全く問題ないのに、長く使っていると耳に接触するスポンジの部分が破れて、最終的には全く使い物にならなくなってしまう。 そういうわけで、一度、ほかのヘッドフォンに買い替えたのだが、これがさらに使い物にならない。 音は悪いし重すぎる。 結局、2代目として全く同じものを再購入し、現在はそれを使用している。
その2代目も、とうとうスポンジが破れてしまった。 まだ致命傷ではないが、1ヶ所穴が開くとそこから素早く侵食し、しまいにはすべてなくなってしまう。 2代目の命も、もはや時間の問題だ。 しかも「3代目」はあり得ない。 なぜなら、実はこの『MDR-55』は既に生産を終了している。 近頃、全く見かけないなと思っていたのだが、そういうことだったのか。 非常に残念で仕方ない。
さて、そこで問題になるのが「後釜」だ。 次はどれに後継させようか? 最初はSONY製の『MDR-CD780』が気になっていたのだが、その上位機種である『MDR-CD2000』でスネアドラムの音を聞いてしまったがために、今はそちらのトリコである。 とはいえ、8,000円で済ますか2万円かけるかというのは、なかなか難しい選択だ。 どちらにしろ、今度の給料日を待ってからの話になるだろう。 今月は予定外の費用が多すぎてつらい・・・