その時歴史が動いた
ネット上には一意見を一意見として解釈してくれない「奇妙な人」が多いので、政治ネタとW3Cネタについてはあまり書かないようにしているのですが、自民党がなんだかヤバイことを言っているので釣られてみます。
「憲法改正大綱案」はご覧になりましたか? 「自衛軍」って。 「天皇を元首に」って。 「国民投票を省いて憲法改正を可能に」って。 見解をひとことで言わせてもらうとすれば、
(°Д°)ハァ?
恥ずかしながら「元首」の意味がわからず、gooの辞書を引いたところ、旧憲法下の天皇
と出てきました。
もろダメじゃん。
なんだか、思っていた以上に本性が“ミギヨリ”なので唖然としています。
徴兵制は認めていないが国民には「国家の独立と安全を守る責務」を課す
の、“責務”とは何ですか。
レンタルサーバ等の利用約款は臨機応変な対応を可能とするため、あえて、うやむやな内容ですが、それとこれとは話しの規模が違いすぎます。
“責務”とは何ですか。
国民投票の省略など、国民主権では不可能な改憲案をひとまず伏せておき、国会主権を確保したのちに本丸登場というシナリオでしょう。 消費税の内税表示と同じ理屈ですね。 想像するのは容易い。 ただ、それとこれとは話しの規模が違いすぎます。
幸いなのかどうか、憲法における「最後の錠」を開けるための「最後の鍵」は国民が保持しています。 現行の憲法を改正するためには国民投票を通過させなければなりません。 国民投票の結果、「最後の鍵」が国会へ移譲されることになれば、潔く諦めるほかありません。 そうなれば、重大な過失を繰り返すより先に、安全な国へ逃れた方が身のためです。
もちろん、そのような事態にはならないと信じたいところですが、最近の選挙結果を見る限り、楽観視はできないというのが私の見解です。 日本国民はなんだかんだ言っても「そういうの」や「ああいうの」が好きそうですから。 主権が国会へ移り、国内から米軍が撤退した日には、この国は確実に自主戦争を起すでしょう。 「鳥肌実」の時代はもうすぐ目の前・・・