Sageへの避難勧告
前々から気になっていたのですが、『Thunderbird』のRSSリーダーは、時々、思うように情報を取得してくれない。 更新チェックにおいて、情報の取りこぼしがあったのでは使い物にならない。 はてさて、どうしたものかと頭を痛めていた矢先、ようやく、原因がわかりました。
情報のURI(識別子)が過去に取得した情報のURIと同一である場合、更新日時を変更しようが、なにをしようが、(おそらく)二度とその情報は取得されないようです。 基本的にURIを使いまわす例は稀ですが、更新情報をRSSで提供するサイトなどでは、仕様上、この問題が顕著化します。
どちらに非があるのかといえば、本来ならRSSのほうで工夫するべきで、『Thunderbird』の挙動は仕様に則った実装としては正解だと思います。 とはいえ、「頭ガチガチ」でもいいのですが、少しは気を利かせてほしいというか、なんというか。 『Thunderbird』のRSSリーダーは、現状、個人的には使い物にならないという結論に至りました。
RSSの仕様自体、若干無理があるような気がします。 現状では、ブログの概略に活用する程度が限界ではないでしょうか。 URIの使いまわしが難しい現状で、果たして「Site Summary」と呼べるだろうか。 (「RSS 2.0」ではなにげに「Simple Syndication」となり「記事専用」だと主張したげ)
そうそう、それで、『Sage』へ乗り換えたという話を書きたかったのです。 本題を忘れておりました。 『Sage』はもともと利用していたモノなので「乗り換え」というよりは「より戻し」かな。 さらに言うなら『Thuderbird』が落ち着くまでの「避難」。
『Sage』において上述の問題は大丈夫なのか。
基本的には問題ないようですが、なにかがおかしいぞ。
調べてわかった新事実。
「電気分解部」さんによると、更新判定はtitleの文字数の配列
だそうです。
ブックマークの説明欄に記述される謎の数列の真相はこれか!
どうりで、更新日時やらなんやらを変更しても反応がないわけだ。
しっかし、文字数とは、最悪級に原始的だな。 せめて、文字コードの合計なり、メッセージダイジェストなり、ほかに手はあったろうに。 あまりにも虫唾が走ったのでコードを見たところ、更新判定は簡単に修正できそうでした。 実害が出たら直す!!